植物の色でつくる、 至福の普段着。
ISTIST〔イストイスト〕は、天然素材と植物染料でつくる、“至福の普段着”。 草木染衣服ブランドです。
企画から縫製・染色まで、じっくりと自分達の手で仕上げています。
植物から得られる色の奥深さ、手仕事の温かみから、普段の生活に寄り添う服で感じてください。
「手染め」「手作業での縫製」ということで、仕上がりまでに日数がかかります。
大量生産はできませんが、一着一着をじっくり作り、仕上げています。
【色ーcolorー】
すべて「植物染料」を使って染めています。いわゆる、「草木染め」です。
漢方としても使われる植物が多く、自然の色で染めた服ははとても着心地がよく、肌に馴染んでくれます。
この天然染料のみを使用し、染色すること。
植物の色は、とても深みがあり色も無限大です 。
私たちがつくる服は、すべてこの草木染めによって仕上げています。
ー草木染で染める理由ー
私たちは「色」を大切にしています。
古くから伝わる草木染め。
1つの染料から様々な色を出したり、 2種類、3種類と「染め重ね」をしてどんどん深みのある複雑な色合いに仕上げていく。
そうして独特な色をつくりだしています。
色のかっこよさはもちろん、染めた生地がより柔らかくしなやかになる為、いい意味でくったりとした「古着」のような質感になります。化学染料に比べて耐久性は劣りますが、その分味わい深く、「色を育てる」ような感覚で着ることができます。
絡み合う複雑な色、そしてその風合いが、草木染の魅力です。
これらの植物染料をから、約30種類近くの色を染めてきました。
そのために、草木染の媒染という化学反応を起こさせて色を発色させる工程での方法を変えたり、染め上げた後にさらに別の植物で染め重ねるなどをしています。
染め重ねることで、二つの植物の色素が絡み合い、絶妙なムラ感と、色の深みが出てきます。
色は日々変化しています。
もちろん、染める時期や気温などでも変動しますが、よりかっこいい色にする為に日々研究しています。
“生きている色”として、見て感じて頂けると幸いです。
【素材ーmaterialー】
植物染料で染める為、天然素材に限られています。主に、コットンを基調とした生地選びをしています。
中でもオーガニックコットンは、草木染の色の深さもより表現されます。
肌に負担の少ないコットン素材で、年中気持ちよく過ごせる肌触り。
草木染の独特な風合いがよりよく現れる生地を日々試行しています 。生地の織り方で見え方も着心地も全く変わってきます。
その面白さも感じていただけると嬉しいです。
【デザインーdesignー】
ISTISTの服は、着心地を重視して作っています。
そのため、素材から生地選び、着心地のよいシルエットにするためにパターンは何度も作り直し、形にしています。
「どの時代でも、色褪せることの無い、飽きのこないデザイン」をコンセプトとしてデザインに。
シルエットは、長らく愛され続けている形や、海外の古着からインスパイアをもらったり。
型紙に起こすときに重視するのは、“着心地”のよさ。 デザインに合った生地、色であるか 肌触りや質感はどうか 生地の色落ちはどうか 使用感はどうか 等様々な視点から考えています。
企画から生地選び・染色・縫製まで一貫して行うことで、より私たちの思いの詰まった一着をつくることができます。
工房とアトリエ・ギャラリー
長崎県大村市中岳町という、自然豊かな山の中でつくっています。
古い民家を改装し、納屋を工房に。母屋をギャラリースペースにしています。
そして奥に縫製場を設け、ミシンの音が聞こえます。 植物からなる服だからこそ、自然に恵まれた場所で作りたい。
見てもらいたい。 そう思い、いすといすと立ち上げ8年目にここ中岳町に移動してきました。
山なので、夏は随分と涼しい場所です。 その変わり、古い建物というのもあって、冬の工房はとてつもなく寒い。
冬は朝から氷を解かす作業から始まることも珍しくありません。 その代わり、自然の豊かさに恵まれ、癒されます。 周りを見ると、四季折々の植物が育ち、向いの山は杉の木が大きく連なっていて迫力のある景色です。
自分達の手で改装したギャラリーは、ゆっくりと時間が流れる空間づくりを目指して作りました。
今でも日々手を加えながら、変化させています。
遊びに来られた際は、是非周りの景色も含め、楽しんでください。
工房・ギャラリー いすといすと
住所:長崎県大村市中岳町1426
電話番号:0957-46-3922